「Hint」スマートスピーカーじゃないです。ラジオです。
最近、ちまたではスマートスピーカーが話題になってますね。
Google、Amazon、Apple、LINEなど様々なメーカーからAIスピーカーとして発売されるようです(既に発売されているものもあります。)
それでデザインを見たときに、ふと自分の手元にある製品を思い出したんです。
それが「Hint」です。
これはニッポン放送がプロデュースしたラジオです。
クラウドファウンディングで資金を募り、完成した商品なんですけど…
「一定の品質に達していない、本来世の中に渡ってはいけないラジオ」です。
まず、ラジオが聞けません。
元々はアンテナのない円柱形のスタイリッシュなデザインでした。
私はこのプロダクトデザインに惚れて購入を決めました。
ですが製作にあたり電波を受信できず、付属のアンテナを考案したそうです。
それでも全く受信ができません。
所有しているSONYの小型ラジオでは普通に聴けるのに…
結局、壁のテレビ端子につなげて使用していました。
そして、使って数日で充電ができなくなりました。
充電ランプが点灯しなくなり反応しなくなりました。
この時にメーカーに問い合わせをしたところ、
「充電できないのはメイン基板の故障。受信感度は弊社規定の試験方法にて受信感度も検証させていただきました。検証結果としては、仕様範囲内でございました。」とのことでした。
私は「JIS◯◯◯に基づく試験を実施し、規格内の性能を確認した。」との回答が来ると思っていました。この品質であるがゆえ、弊社規定の試験方法というコメントが怪しく思えてしまいました。
ネットを見てみると、受信感度の悪さを不満に思っている人は多いです。
なにはともあれ、修理品が届きました。
到着から少し時間が経った後、久々にラジオを聴こうと電源を差し込んだところ…
おそらくエラー表示でしょう。
まったく反応しません(-_-;)
試しに一晩放置したら、謎のビープ音がしたので怖くなって電池を抜きました。
(ON-OFFの切り替えもできない状態)
もう付き合いきれないので、メーカーに問い合わせるのも止めます。
実は、修理依頼の際に保証書に返金対応について記載されていたので、お願いをしたのですが、無視されてしまいました笑
ハッキリ言ってCEREVOは信頼のおけるメーカーではないです。
今回の件でクラウドファウンディングで痛い目に合ったので、当分投資は控えようと思います。
こんなものを2万円近くで買ってしまったこと心から後悔しています。
…ちなみに後日、この品質で一般発売が決定されたそうです。
2017年もっとも買うんじゃなかったと思った商品です。
いないと思うんですけど、スタイリッシュなラジオを求めている方は手を出さないことが懸命だと思います。
【ワイドFM対応】 ホームラジオ & Bluetoothスピーカー Hint [ヒント] BLE Radio (フロストシルバー) HRS-DT01(S) ※AM放送非対応
- 出版社/メーカー: Cerevo
- メディア: エレクトロニクス
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